「ぁ、痛ッ……ぃ、ひ…ゃだ、ァ……」
「さっきから嫌って云う割に、美味そうに咥えてんじゃん」
「あッ、ぁひ…や、やぁ…!!」
きっかけは些細な事だ。
俺の大事なお姫さまが、他のヤツに抱かれた。ただそれだけ。
勿論姫さんが望んだ事じゃないって解ってる。
一服盛られて、今みたいに両手塞がったまま後ろからヤられてた。
でもさ、幾ら顔見知りだったからって、隙だらけなのは良くないじゃん?だから俺が直々に教えてあげてるってわけ。
「姫さんさぁ…強姦されてた癖に感じて、啼いて、イッてたよね。もしかして強姦されて興奮した?」
「ぁ、ひ……ぃあ……」
「いつからそんな淫乱になったの、アンタ」
「ひっ、んぁあ………!」
下に敷かれている布団には零れた精液が水溜まりになるのではないかというくらい溢れている。
絶頂の余韻に身をぶるぶる震わせ、今にも気絶しそうだというのに紗羅はなかなか意識を奪われなかった。
「あ、ひゃ、熱ッ…ぁあ、あー…!!」
特殊な合成を施した香が放つ匂いは、甘く纏わりつくようなもの。
それを半刻も嗅いでいれば、慣れていないものには快楽の拷問を。嗅ぎ慣れているからといって無害というわけではなく、興奮作用を引き起こす。
紗羅は忍だが、薬が苦手だった。調合できるのは毒と解毒薬。そのためこういったものに対する身体の抵抗力は皆無に等しい。
「ひぐっ…!!ぃあ、はっ……」
「姫さん、言うコトがあるんじゃない?」
「ご、ごめ・・・な、さい・・・っ次か・・・気・・つけ、るからぁ」
「何云ってんの、姫さん」
耳に、吐息が掛かり背筋に悪寒が走る。
「アンタ
は俺の物でしょ?だから次なんて無いよ」
佐助の台詞と同時に、香が消え紗羅は漸く意識を手放す事が出来た。
紗羅が意識を手放している間に、佐助はきっと彼の人を闇に葬るだろう。
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保存する前にネットの接続切れました(涙
最近いきなり切れるのは何故・・・?
ほんと泣くよ?え、反抗期?
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